R's record

為替の値動きの考察・環境認識を記録しています。良かったら見て行ってください。

【FT4仮説検証①-1】上位足とのトレンド・目線方向が一致するとき勝率は上がる

前回記事でトレンド、目線方向にエントリーしたときが確実に有利になることがわかりました。

 

これまで私はトレンドと逆方向であって戻しを狙うという名目で逆方向にエントリーすることが多々ありましたが、それが勝率を下げている要因の一つだったんだと改めて認識することができました。

 

頭でわかっていてもこうしてしっかりしたデータを見ない限り、どうしてもこのような誤った判断をしてしまいがちです。

 

現在、一度相場から身を引いて検証を続けているわけですが、相場の実際の値動きをしっかりと知る上でとてもいい機会になり、この検証が終わった後のトレードが待ち遠しいです。

 

さっさとこんな面倒な検証を終わらせて実際にトレードしてしまいたいというのが本音ですが、モチベーションを上げるためにも早めにトレードをしたいところですが、実際にやるにはまだあやふやな箇所が多いですので、しっかりと検証して自分の考察の確認をした上で取引をしていきたいと思います。

 

んああああああああーー、めんどくせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!

 

・・・ではやってまいります。

 

【検証条件】

・波は1時間足で判断

・直近高値・安値を高値・安値で更新したらトレンド終了

・ラインは4時間足レベルのみを基本的に見て、途中に更に上位足のラインがある場合は記入する

・トレンドなしの場合は目線方向のみに値動きが進むことだけを考慮する

・到達失敗要因と考えられるものは全て記入する

 

【検証結果】

  4時間足ラインブレイク 1時間足 上位足ラインの有無 上位足エントリーラインでの機能の有無 4時間足 目標値までの1時間足ラインの有無 狙う方向 到達 チェック内容以外の到達失敗要因
トレンド 目線 トレンド 目線
1   u u 0 0 u u 1 u 1  
2   u u 0 0 0 u 1 u 1  
3 1 u u 1 0 u u 0 u 0 日足下降トレンド
4   u u 1 1 u u 0 u 0 4時間足直近でブレイクしていたラインから反転
5 1 d d 1 0 d d 1 d 0 週足ラインが下にあった?
6   d d 1 1 d d 0 d 1  
7 1 d d 1 0 d d 0 d 0 0
8   d d 0 0 d d 1 d 0 4時間足ラインがあった
9 1 u u 1 0 u d 1 u 1  
10 1 u u 1 0 u u 0 u 1  
11 1 u u 1 0 u u 0 u 1  
12 1 u u 1 0 u u 0 u 1  
13   u u 1 1 u u 1 u 0 0
14 1 d d 1 0 d u 1 d 1  
  4時間足ラインブレイク 1時間足 上位足ラインの有無 上位足エントリーラインでの機能の有無 4時間足 目標値までの1時間足ラインの有無 狙う方向 到達 チェック内容以外の到達失敗要因
トレンド 目線 トレンド 目線
15 1 d d 1 0 d u 0 d 0 日足・週足ラインが下にあった?
16   d d 1 1 d u 1 d 0 日足・週足ラインが下にあった?
17   u u 1 1 d u 0 u 0 4時間足ラインがあった
18 1 0 u 1 0 d u 0 u 1  
19 1 u u 1 0 d u 1 u 1  
20 1 d d 1 0 d u 1 d 0 日足ラインがあった
21   u d 1 1 d u 1 u 1  
22 1 u u 1 0 u u 1 u 1  
23   d u 0 0 0 u 1 u 0 日足ラインがあった?
24   u u 0 0 0 u 1 u 1  
25   u d 1 1 u u 1 u 1  
26   d d 0 0 0 d 0 d 1  
27 1 d d 1 0 0 d 0 d 0 日足ライン
28   0 d 0 0 0 d 0 d 1  
29 1 d d 1 0 d d 1 d 1  
  4時間足ラインブレイク 1時間足 上位足ラインの有無 上位足エントリーラインでの機能の有無 4時間足 目標値までの1時間足ラインの有無 狙う方向 到達 チェック内容以外の到達失敗要因
トレンド 目線 トレンド 目線
30   0 d 1 1 0 d 0 d 1  
31 1 d d 1 0 0 d 0 d 1  
32 1 d d 1 0 0 d 0 d 1  
33   0 u 1 1 u u 0 u 1  
34   0 u 0 0 0 d 0 d 0 日足上昇トレンド
35   0 u 0 0 u 1 u 1  
36   u d 0 0 u u 0 u 0 0
37   d d 1 1 d d 0 d 0 4時間足ライン
38   d d 1 1 d d 1 d 0 日足ライン
39 1 u u 1 0 u u 0 u 0 4時間足ライン
40   0 u 0 0 u u 0 u 1  
41 1 0 u 1 0 u u 0 u 1  
42   0 u 0 0 0 u 0 u 0 1時間足・4時間足共に方向性が定まっていない
43   0 u 1 1 0 u 1 u 0 1時間足・4時間足共に方向性が定まっていない
44   0 d 0 0 0 u 1 u 0 1時間足・4時間足共に方向性が定まっていない
  4時間足ラインブレイク 1時間足 上位足ラインの有無 上位足エントリーラインでの機能の有無 4時間足 目標値までの1時間足ラインの有無 狙う方向 到達 チェック内容以外の到達失敗要因
トレンド 目線 トレンド 目線
45   u u 0 0 u u 0 u 1  
46   u u 0 0 u u 0 u 0 0
47 1 d d 1 0 0 d 0 d 0 0
48   0 d 0 0 d d 0 d 1  
49   0 d 0 0 u d 1 d 1  
50   d d 0 0 0 d 1 d 1  

 

<表記>

u・・・上  d・・・下  1・・・あり  0・・・なし

 

7時間ぶっ通しでやってようやく終わりました....。

検証ってかなり地道な作業ですね。

しかしながら、一歩ずつ目標に近づいて行っているように感じますので、頑張っていきたいと思います。

 

 

さて、上の表の「到達」の項目が目標値に到達したかどうかの記録になるのですが、到達していない「0」の箇所は上位足要因のものであり、それ以外は「1」の到達になっています。

 

今回の検証は、1時間足の波でチャートパターン形成後、または4時間足のラインをブレイクした時にエントリーする条件で行いました。

 

今回の検証条件の目標値到達確率は以下の通りになります。

 

・全体の到達確率..........26回/50回中(52%)

・上位足要因を考慮したときの到達確率............42回/50回中(84%)

・4時間足ラインブレイク後の上位足要因を考慮したときの到達確率.............18回/20回中(90%)

・1時間足、4時間足で目線とトレンドの方向が決まっているときの到達確率..........15回/17回中(88.2%)

・トレンドが両時間足共になく目線のみあっている........2回/5回中(40%)

 

目線のみがそろっていて相場の流れが決まっていないときは目標値まで到達しにくいことがわかります。

とはいっても、たった5回しかありませんでしたので回数的には微妙なデータになりますが、たった5回でも他のパターンと比べても明らかに確率が低く、また方向性が全くない状態になりますので、あながち間違った結果ではないかと考えられます。

 

 

今回の検証で恐らくこうしたら高勝率のトレードができるんじゃないかと思われる考えが出てきましたので、次回はそれを検証した結果の記事を書いていきます。

 

まだ検証したい内容はありますが、ここらでシンプルな考えで検証しておくこともかなり大事になってくる上に、早めに手法を確立して実際にトレードしていくことで自身のモチベーションを上げることに繋がっていくかと思われますので、検証結果のみを考慮した手法で検証していきます。

 

それでは今回はこの辺で終わりにします。

最後まで読んで頂きありがとうございました!